生活

埼玉県川越市の株式会社横田住建は、地域密着の工務店。お客様とのコミュニケーションを大切に、安心のアフターフォロー。

株式会社横田住建は、川越エリアに密着し、分譲住宅をはじめ注文住宅や集合住宅の設計・施工を手がける建築会社。

 

株式会社横田住建は、1965年創業の横田建設株式会社の工事部が1974年に独立した会社です。

今回は株式会社横田住建の久高社長にお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

株式会社横田住建の久高社長が、川越に来られた経緯を教えてください。


久高:川越に来ることになったのは、大学の時の友人がきっかけです。
その友人の実家がこの川越で、たまに遊びに来ていました。
卒業して就職する際に入社前研修をやるから、すぐ来てくれと言う話があり、まだ引越先も決まっていなかったので、その友だちの実家に一ヶ月ほど居候することになりました。
その後アパートに引っ越すのですが、結局は友人宅近隣の川越市高階地区に住むことになりました。

最初の勤め先は日本橋でした。2時間くらいかけて通っていましたね。東武線の電車も当時は本数の少ない時間帯に床が木の古い電車も走っていましたよ。
自分が結婚することをきっかけに大宮や川越市霞ヶ関に移り住んだりして、ここ高階地区には20年前に戻ってきました。

株式会社横田住建の久高社長が、この業界に入るきっかけは何ですか?


久高:最初の会社はIT関連でした。
銀行の融資業務のシステムを開発する仕事をしていました。34歳頃に仕事は長時間労働、1日往復4時間の通勤も苦に感じるようになってきて転職を考えました。
そこへちょうどこの横田建設グループに求人があり、残業がほとんど無く、通勤時間も短いのでプライベートの時間が増えて良いなと思って転職しました。
横田建設グループにお世話になってもう27年になります。

横田住建は当初、横田建設の下請けとして分譲地の新築工事専門で営業部門がない会社でした。
18年前に横田住建へ営業部門を作る事になり、私が企画、営業社員の採用等を担当しました。
責任者も外から採用しようと動いていたようですが、予定していた方が事情で来られなくなって、私が横田建設から出向で営業部門の責任者を務める事になりました。
結局は部長、役員を任せていただく流れになり、正式に横田住建へ異動しました。
その後、前社長が退任することになり、その後を継いで私が社長を務めることになりました。

実は自分の実家も元々建築業で、兄も設計士です。自分はそれほど建設業をやりたいという思いがあったわけではないのですが、運命みたいなものですかね・・・

株式会社横田住建さんが川越に生まれたのはどのようなきっかけでしょうか。


久高:横田建設の工事部が1974年に独立した会社です。
当時は横田建設の下請けとして分譲地の新築工事が中心でした。そこから注文住宅、リフォーム、法人営業も力を入れていくようになりました。会社や大学、病院などは建物の規模も大きく、メンテナンス等継続的な売上が見込めるためですね。
景気のいい頃は都内の分譲もやっていましたが、やはり基盤が川越市内なので、無理はしない範囲で請け負っています。

それから4年ほど前から仮設足場の仕事も始めました。
5年程前に別の仮説足場の会社からうちに来た営業マンがいて、その方は元々うちの取引先の住宅設備メーカーに勤務していました。彼の自宅もうちで建てたほど親しくお付き合いしていたので久々の再会に一杯やりながら色々と話をしましたよ。
彼は独立したいという事だったので初期投資なども大変だろうから、うちのリソースを活かしてやってみたらということで話がまとまり、当社の新しい事業として立ち上げました。ベトナムから7名実習生も採用して事業展開しています。

結局、人と人とのつながりで事業拡大する事ができています。
私が、横田住建へ来た頃は社員10人規模の会社でしたが、現在は40人を超えました。

株式会社横田住建さんの、特徴・こだわりを教えてください。


久高:建物を建てるだけではなく、アフターにこだわりを持っています。

正直、昔は売りっぱなしでお客様名簿も無いくらいでした。
なので、まずはきちんと名簿を作って新築の場合は引渡後の1年、2年、5年、10年、15年、20年、25年、30年と無料点検をするようにしています。
最初の1~2年は保証の性質が強く経費は持ち出しですが、10年くらいになると修繕の希望が出て来ることが多いので、その時にまたお声を掛けていただけるよう関係を保って置ければいいかなと考えています。
安心のアフターフォローということですね。

お客様はこうしたいな、と思っていても、お客様から連絡を頂く事はまれです。
何らかの機会にお伺いすると、「実は・・・」と話を持ち掛けてくれることが多いので、自主点検や季節の挨拶など、直接お話を聞く機会を作るようにしていますね。

もう1つは、「ちょっと電球の交換をしてほしい」というような、お年を召した方からの小さなご依頼でも断りません。信頼の積み重ねで、頼って頂けることが我々の喜びです。

地域からの信頼が厚い横田住建さんですが、今後どのような存在でありたいですか?


久高:地元密着なので、土日のスポーツ関係の活動や、学校、自治会、商店会などの地域活動も積極的に行っています。
最近ではShingashiめぐり・わくわくフェスティバルの実行委員会に参画したことや、新河岸駅の橋上化できれいになった時のセレモニーもお手伝いしました。廃止になった新河岸川で船を出す舟運イベントの復活にも携っております。
仕事以外でも地元密着の企業でありたいと思っています。

お陰様で今は皆様にある程度認知していただいています。
なので何かしようというときに、声をかければ皆さんが協力してくれるので動きやすさを感じます。このような皆さんに恩返しをしたいといつも考えています。

今後伸ばしていきたい点はどのようなところでしょうか。


久高:注文住宅部門を今後拡大していきたいと思っています。今新商品を色々企画しています。

例えばエアコン1台で家全体の空調をまかなう高気密高断熱住宅の取り組みや、杉材へ防腐・防虫剤を高圧注入したような新しい建材を採用しています。
お客様とよくコミュニケーションを取って行く姿勢は社内でも同じで、社長室を密室にしないなど、できるだけ風通しが良くなるように心がけています。

最後に川越の街の魅力を教えてください。

久高:街並みは古い建物と新しい建物が混在しています。
同じように古くから住んでいる人も新しく来た人も混在していますが、うまく共存できていると思います。
住みやすくて人柄もいいですね。大好きな街です。

会社名 株式会社横田住建
所在地 〒350-1137
埼玉県川越市砂新田2-7-3
TEL 049-247-0500
営業時間 8:00~17:00 (日・祝休み)
公式HP https://www.yokota-j.jp/