文化

川越の博物館・美術館4選!入場料や駐車場情報も

川越の博物館・美術館

川越は「小江戸」とも呼ばれ、歴史的な景観が美しい街です。
川越の歴史や文化に触れることができる博物館や美術館もたくさんありますよ。

川越旅行の際には、博物館や美術館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
文化や歴史を知ると、街歩きももっと楽しくなりますよ。
川越エリアのおすすめ博物館や美術館をご紹介します。

1「川越市立博物館」

1「川越市立博物館」公式HPより引用

「川越市立博物館」は、かつて川越城が建てられていた跡地に作られた博物館です。
付近には川越市立美術館や川越城本丸御殿跡もあり、歴史や文化に触れることができますよ。
野球場も併設される広々とした川越市立公園もすぐ近くです。

のどかな雰囲気の博物館で、川越の歴史と文化を体感しましょう。

入館料・駐車場情報

川越市立博物館の入館料は、一般(大人)200円、高校・大学生100円、中学生以下が無料です。
20名以上の団体の場合には別途割引料金となります。

無料で使用できる専用駐車場があるので、車移動の際にも安心ですね。
駐車場は川越市立美術館と共有で、収容台数は28台。美術館の南側に位置します。数は多くないので、休日や混雑時には公共交通機関の利用もおすすめです。

また、川越の主要部からも徒歩で向かうことのできる距離なので、散策も兼ねて川越の街を歩くのもいいですね。

みどころ

博物館の外観は、蔵造りで白黒のコントラストが美しく目を引きます。内装も新しく、充実していてとても見やすいです。
小江戸と呼ばれる川越の街はどのように繁栄していったのか、さまざまな観点から学習することができます。

蔵造りの町並みが作られた経緯なども詳しく解説されていますよ。川越の歴史や文化に関する展示は規模が大きく、じっくり見ると全てまわるのに半日はかかるほど。
「時の鐘」など川越主要なの観光地からは10分程歩きますが、館内も周囲も落ち着いた雰囲気なのでゆっくり散策したいときにぴったりです。

2「川越市立美術館」

2「川越市立美術館」公式HPより引用

「川越市立美術館」は、川越市立博物館の隣に建つ美術館です。
常設展示では、川越の郷土の芸術家やゆかりのあるアーティストの作品を中心に、静かな環境で鑑賞することができます。
小学生向けのアート体験や鑑賞プログラムなどのイベントも不定期で開催されるので、お子さまと一緒に訪れるのもおすすめですよ。

川越ゆかりのアーティストたちの作品を鑑賞して、芸術と触れ合う休日を過ごしてみては。

入館料・駐車場情報

入館料は常設展示のみで大人が200円、大学生、高校生は100円。中学生以下は無料で入館できます。
別途、団体料金の割引などもあります。また、「川越きものの日」にちなんで、8、18、28日に着物で来館した方には団体料金が適用されるそうですよ。
また、11月14日「埼玉県民の日」や12月1日「川越市民の日」などは無料で開放されます。

駐車場は美術館の南側に位置しますが、博物館と共用で28台収容と数も多くないので、公共交通機関の利用が推奨されています。

みどころ

「川越市立美術館」のみどころは、タッチアートコーナーです。
このコーナーは、全ての美術品に、白手袋をして触れることができます。
タッチアートコーナーの観覧は無料。普段美術館に馴染みのない方にも、もっと気楽に美術に興味を持ってもらいたいという思いから開催されています。

文字通り直に触れられる美術を体感し、アートに造詣を深める休日の過ごし方もいいですね。
また、常設展示の「相原求一郎記念館」もおすすめ。北海道の雄大な大地が描かれた油絵がたくさん収蔵されています。
川越生まれの芸術家のアートを鑑賞できるのも嬉しいですね。博物館と併せて訪れてみては。

3「ヤオコー川越美術館」

川越の博物館・美術館

「川越ヤオコー美術館」は埼玉県を中心に展開するスーパーマーケットのチェーンである「ヤオコー」が手がける美術館です。
川越の人気スポット、川越氷川神社からは正面の氷川橋を渡って徒歩約1分と、観光地からのアクセスも良好。

観光地巡りの途中で、美術鑑賞がてらひと休みできる落ち着いた空間も嬉しいポイントです。観光地の人の多さに疲れたら、博物館や美術館へと行き先を変更してみても。

入館料・駐車場情報

入館料は大人300円、高校生と大学生は200円、中学生以下は無料です。ヤオコーカード会員は100円割引になりますよ。20名以上の団体料金の場合も100円割引きです。
入館料+美術館ラウンジの飲み物セットで500円のチケットも発売されています。飲み物はブレンドコーヒーや紅茶、ジュース、抹茶などから選ぶことができますよ。

無料専用駐車場の収容台数は15台。川越氷川神社など人気観光スポットの近くのため、繫忙期には駐車場が埋まっている可能性もあります。
川越駅や本川越駅から来訪する場合は、なるべく電車やバスを利用した方がいいかもしれません。
「川越市立博物館」も徒歩圏内にあるので、散策も兼ねて博物館巡りをするのもおすすめです。

みどころ

「川越ヤオコー美術館」では、埼玉県比企郡にアトリエを構えて創作活動を行った画家、三栖右嗣の作品を数多く展示しています。
桜の巨木が描かれた「爛漫」や、老いた母の皺一つ一つを丹念に描いた「老いる(習作)」など、写実性と温かみの共存した緻密な作品をゆっくりと鑑賞してみては。

作品のみならず、美術館そのものの造形の美しさも注目ポイントです。
著名な建築家、伊東豊雄がデザインした建物は、外観はコンクリート造りのシャープな印象。内装は対照的に曲線が多く取り入れられた有機的で温かみのあるデザインです。
博物館とともに、ゆっくりできるおすすめの穴場スポットですよ。

4「川越市蔵造り資料館」

4「川越市蔵造り資料館」公式SNSより引用

川越市蔵造り資料館では、蔵造りの町並みの構造や、特有の意匠、街並みが生まれた背景などを知ることができます。
現在は耐震工事中のため臨時休館中ですが、川越市立博物館のX(旧Twitter)アカウントやYouTubeで工事の様子を発信しています。

入館料・駐車場情報

入館料は一般100円、学生50円です。現在改装工事中のため、リニューアルオープン時に料金の変更がある可能性があります。
川越のランドマークである「時の鐘」の真向かいに位置しているので、観光地からのアクセスは抜群です。
川越市立博物館や川越市立美術館も近いので、散策しつつ徒歩で巡るのもおすすめ。

蔵造りの町並みの中心に位置し、駐車場が少ないエリアです。自家用車の場合は近隣の有料駐車場を利用しましょう。本川越駅からはバスの利用も便利です。

みどころ

明治26年、川越大火と呼ばれる大火事に見舞われた直後に、煙草の卸商である小山文造さんが建築した資料館です。そのため、蔵造りの町並みのみならず、当時の消防を担っていた町火消したちにまつわる展示や、当時の煙草ラベルなどの展示もありますよ。

レンガ積みや鬼瓦などの川越らしさを感じられる建築の魅力も解説されています。
この博物館を覗いてから蔵造りの町並みを歩けば、もっと町歩きが楽しくなること間違いありません。
開館のスケジュールなどは公式サイトを確認しましょう。リニューアルオープンが楽しみですね。

まとめ

まとめ

川越には歴史や文化を学べる魅力的な博物館や美術館が数多く存在します。
たまには観光スポットのみならず、美術館や博物館巡りをして伝統的な蔵造りや刀、アートに触れる文化的なプチ旅行も素敵です。

雨の日の川越観光にもぴったりですね。
美術館や博物館は閉館時間が早いことも多く、臨時休館日などもあるので、事前にホームページなどでスケジュールを確認してから向かうのがおすすめですよ。
川越旅行では、個性的な美術館や博物館にぜひ行ってみてくださいね。